週刊ラトビアニュース 3月24日(土)~3月30日(金)

324日(土)~3月30日(金)までのラトビア情勢を解説とともにお伝えします。

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【今週のヘッドライン】
❖ルベサRB Rail社CEOの留任が決定
❖リガ空港からの直行便が100都市に拡大
❖Swedbankが新しい経済見通しを発表
❖KVVリエパーヤ・メタルーグス社の競売、電気鋳造プラントの応札なし
【政治日程】
❖1949年のソ連による国外追放犠牲者追悼・記念式典の開催(3月25日)

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❖ルベサRB Rail社CEOの留任が決定

3月22日、レール・バルティカ計画のマネジメント企業・RB Rail社の株主総会が開かれ、一部の株主から解任を求められていたルベサCEOの留任が決定された。今年2月、RB Rail社の株主であるバルト三国の鉄道関連会社のうち、エストニアとリトアニアの株主の代表がルベサCEOに対する不信任決議案に賛成票を投じたことが報じられていた。


❖リガ空港からの直行便が100都市に拡大

3月25日、リガ空港は夏季運航スケジュールに移行し、リガからの直行便が100都市に拡大したと発表した。グダンスク(ポーランド)、リスボン(ポルトガル)、マラガ(スペイン)、カリーニングラード(ロシア)、ボルドー(フランス)など12都市が新たな行先に加わった。

ラトビア国有航空会社エア・バルティックのフライトにも毎年夏と冬の一定時期だけ運航しているものがある。上述の都市のほか、ヨーロッパの夏のリゾート地として有名なスプリット(クロアチア)やニース(フランス)行きフライトなども夏季限定の直行便だ。


❖Swedbankが新しい経済見通しを発表

3月27日、当地スウェーデン系銀行Swedbankは新しい経済見通しを発表し、ラトビアの2018年の実質GDP成長率見通しを4.2%から3.0%に下方修正した。18年のインフレ率も3.7%から3.3%に下方修正した。同行チーフエコノミストのカザークス氏は、投資の低迷と銀行部門の非居住者ビジネスの縮小がGDPの下方修正の主要因だとコメントしている。

(単位:%)2017年18年19年
実質GDP成長率4.5(4.7)3.0(4.2)3.2(3.2)
消費者物価上昇率2.9(2.9)3.3(3.7)2.5(2.5)
失業率8.7(8.8)8.1(8.1)7.5(7.5)
財政収支対GDP比-0.9(-0.8)-1.0(-0.8)-0.9(-0.8)

❖KVVリエパーヤ・メタルーグス社の競売、電気鋳造プラントの応札なし

3月29日、破産手続中のラトビア製鉄会社大手KVVリエパーヤ・メタルーグス(KVV L/M)社の一部資産の競売が実施された。同社破産管財人のディカ氏によると、KVV L/M社が保有するリエパーヤの不動産2件については落札されたが、電気鋳造プラント及びその関連設備については応札者がいなかった。

KVV L/M社が破産手続を開始した経緯などについては1月のニュースで取り上げた通り。この会社の破産管財人は管財人の再認定試験に合格できなかったため3月21日付で解任。新たにディカ氏が破産管財人に任命され、KVV L/M社が保有する資産の売却などを管理する。

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以上、今週のニュースをお伝えしました。次回は4月7日(土)以降に更新の予定です。

(毎週土曜に開かれるカルンツィエマ・マーケットの様子。ようやく暖かくなり、マーケットにも活気が戻って来ました。)

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