週刊ラトビアニュース 6月2日(土)~6月8日(金)

6月2日(土)~6月8日(金)までのラトビア情勢を解説とともにお伝えします。

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【今週のヘッドライン】
❖パブリクス欧州議員が新政党「Par!」に加入
❖世界大学ランキング、ラトビアの2大学はランクダウン
❖5月の消費者物価上昇率は2.3%
❖「歌と踊りの祭典」用ステージの改修工事第1段階が終了
【政治日程】
❖クチンスキス首相 エストニア訪問(6月3~4日、バルト三国・ポーランド首相会合、バルト海地域EU戦略フォーラム出席)
❖リンケービッチ外相 訪米(6月1日~4日、スタンフォード大学のバルト三国独立100周年記念行事出席)
❖ベーヨニス大統領 ポーランド訪問(6月8日~9日、NATO東部加盟国(B9:ブカレスト9か国)首脳会合出席)
❖リンケービッチ外相 イスラエル訪問(6月9日~11日)

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❖パブリクス欧州議員が新党「Par!」に加入

6月3日、パブリクス欧州議員は自身のツイッターで、(国内の)与党「統一」を離脱し、2017年8月に結成された新党「Par! (For!)」に加入したことを明らかにした。

パブリクス氏は外務大臣や国防大臣などを歴任した人物で、2014年の欧州議会選挙ではラトビアで最大議席を獲得した「統一」から立候補し当選。「Par!」は「統一」を離党した国会議員らが中心となって結成した政党で、パブリュッツ元経済大臣が党首を務めている。

パブリクス氏の動きは今年10月に行われる国政選挙に向けた「Par!」のキャンペーンの一環だろう。「統一」の支持率は低迷しているが、「Par!」の支持率はそれ以下であり、足切りラインである5%の得票率を確保できるかどうかもわからない。有力な助っ人が加わったことで「Par!」の人気上昇につながるかが注目される。


❖世界大学ランキング、ラトビアの2大学はランクダウン

6月6日、「QS世界大学ランキング」が発表され、昨年に続きラトビアの2大学がランク入りしたが、リガ工科大学は前年の651-700位から751-800位に、ラトビア大学は701-750位から801-1000位にそれぞれランクダウンした。バルト三国ではタルトゥ大学(321位)やビリニュス大学(488位)などがランク入りしている。


❖5月の消費者物価上昇率は2.3%

6月8日、中央統計局は今年5月の消費者物価上昇率(対前年同月比)は2.3%だったと発表した(物品価格は1.9%上昇、サービス価格は3.2%上昇)。過去12か月間の平均物価上昇率は2.5%だった。部門別では、輸送(対前年同月比3.7%)や住宅関連(3.2%)などで物価の上昇がみられた。

食品の上昇率は0.4%とわずかだが、乳製品に着目するとバター(32.6%)やサワークリーム(10.3%)、牛乳(7.4%)などラトビアの食卓でかかせない食材の値段が高騰している。特にバターの価格の上昇はずっとここに住んでいる人間でも感じるほどであり、ラトビア人の知人も不満をこぼしている。


❖「歌と踊りの祭典」用ステージの改修工事第1段階が終了

6月8日、リガ市の広報担当者は、市内の「森林公園(Mezaparks・メジャパルクス)」にある野外ステージの改修工事第1段階が予定を繰り上げて終了したと発表した。このステージは6月18日以降の文化イベントのほか、7月8日の「歌と踊りの祭典」フィナーレの会場としても用いられる予定であり、早急に改修工事が進められていた。第2段階の改修工事は祭典後の8月から2020年の夏にかけて行われる予定となっている。


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以上、今週のニュースをお伝えしました。次回は6月16日(土)以降に更新の予定です。

(毎年6月第1週の土日にラトビア民俗野外博物館で開かれている「森の民芸市」。森の中の道いっぱいにラトビアの手工芸品や食品が並び、1日中楽しめるイベントです。)

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