週刊ラトビアニュース 12月23日(土)~12月29日(金)

12月23日(土)~12月29日(金)までのラトビア情勢を解説とともにお伝えします。

 

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【今週のヘッドライン】
❖12月の政党支持率の発表
❖送電システムオペレーターがConexus Baltic Grid社の株式をさらに取得
❖リガ空港の乗客数が年間600万人を突破
❖秋の水害を受けて伐採部門の災害宣言が発令
【政治日程】
❖クチンスキス首相年次休暇(12月20日~29日)

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❖12月の政党支持率の発表

12月27日、調査会社SKDSが行った12月の政党支持率が発表された(「明日、選挙が行われるとしたらどの政党に投票するか」という問いに対する回答)。親ロシアの最大野党「調和」が引き続き1番人気。与党3党の中ではクチンスキス首相の所属政党「緑と農民連合」が最も高く、「統一」は野党「ラトビア地域連合」に追い抜かされるほど支持率が低下してしまった。

政党名11月支持率12月支持率
(単位:%)
調和(親露:野党)19.820.7
緑と農民連合(中道右派:連立与党)15.314.3
ナショナル・アライアンス(右派:連立与党)7.07.3
ラトビア地域連合(中道:野党)2.43.6
統一(中道右派:連立与党)3.83.5
新保守党(国会に議席なし)3.93.0
心からラトビアのために(右派:野党)2.11.8
KPV(国会に議席なし)1.61.5
Movement For!(8月に結成された新党)1.21.5

これ以外に「支持政党を決めていない」という有権者が約25%いるという。10月の選挙では複数の政党が共同候補者名簿を提出する見込みであり、今散らばっている票や支持政党を決めていないという票がそこに集まる可能性がある。


❖送電システムオペレーターがConexus Baltic Grid社の株式をさらに取得

12月27日、ラトビアの送電システムオペレーター「Augstsprieguma Tikls(AST)」社は、ITERA Latvija社が保有するConexus Baltic Grid(CBG)社の全株式16.05%を取得したと発表した。AST社は前回のニュースで取り上げた通り、CBG社の元株主・ドイツのUniper Ruhrgas社からも同社が保有する全株式18.31%を取得している。

CBG社は、エネルギー法の改正を受けてガスの運搬・貯蔵部門を行う会社としてラトビア・ガス社から分離されて設立された。AST社の株式取得により、CBG社の株主構成はAST社:34.36%、露ガスプロム:34.1%、ヨーロッパのファンドMarguerite Gas II:29.06%、その他:2.48%となった。


❖リガ空港の乗客数が年間600万人を突破

12月28日、リガ空港は、2017年の年間乗客数が600万人を突破したと発表した。2016年は過去最高の540万人に達しており、乗客数は2012年に一度落ち込んだがそれ以来毎年増加している。

これに先立ち12月18日に行われた記者会見でリーツェ・リガ空港CEOは、リガ空港は2018年の乗客数650万人突破(対前年比7%増)を目指すと述べていた。


❖秋の水害を受けて伐採部門の災害宣言が発令

12月28日、ラトビア災害管理委員会は、秋の大雨・洪水の被害を受けた林業の伐採部門について、災害宣言を発令することを決定した。ラトビア政府はこれまでに農業セクターの非常事態宣言を発出しているが、林業も同様の被害を受けているとして今回の決定に至った。災害宣言が発令されると、ローンの返済やEU基金を活用したプロジェクトに遅延が生じても罰則を受けないなどのメリットがある。

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以上、今週のニュースをお伝えしました。次回は1月6日(土)以降に更新の予定です。

(クリスマスマーケットが開かれているドーム広場周辺。毎年ポニーも現れます。)

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