週刊ラトビアニュース 12月30日(土)~1月5日(金)

12月30日(土)~1月5日(金)までのラトビア情勢を解説とともにお伝えします。

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【今週のヘッドライン】
❖経済省は2018年の実質GDP成長率を4.2%と予測
❖2018年の新税制
❖エア・バルティック社、定時運航率で世界一に
❖「歌と踊りの祭典」チケットは3月に発売開始
2017年に最も視聴されたテレビ局は民放TV3
【政治日程】
❖ベーヨニス大統領年次休暇(1月5日~16日。プライベートでスリランカに行くという噂あり。)

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❖経済省は2018年の実質GDP成長率を4.2%と予測

12月29日、経済省は2017年及び18年の経済状況に関するプレスリリースで、2017年の実質GDP成長率は4.5%前後、2018年の成長率は4.2%程度になる見込みだと発表した。経済省は、2017年はEU基金の活用や平均賃金の上昇、輸出の拡大などにより予測を上回る成長を記録した一方で、現在ラトビアは労働力不足の問題に直面しているとコメントした。


❖2018年の新税制

2018年1月1日より主に以下の新税制・賃金制度が適用される。

  1. 所得税:年間所得20,000ユーロまでの部分の税率は20%、20,000ユーロ超〜55,000の範囲は23%、 55,000円ユーロを超える部分は31.4%となる。また、キャピタルゲインなど資本所得に対する税率は一律で20%となる。
  2. 社会保障税:35.09%(負担割合は雇用者:賃金の24.09%、被雇用者:11.0%)に引き上げられる。
  3. 法人税:配分されない利益(再投資利益等)に対する税率は0%、配分される利益に対する税率は20%となる。配当所得については、企業に対して20%の税率が課され、個人が配当を受け取る段階では課税されない。
  4. 小企業税:税率は年間売上の15%に統一される。小企業の要件のうち、年間売上高の上限は4万ユーロに引き下げられる。
  5. 付加価値税(VAT):ラトビアで一般的に見られる野菜・果物類に対するVATの税率は21%から5%に引き下げられる。
  6. 最低賃金:月額430ユーロに引き上げられる。

❖エア・バルティック社、定時運行率で世界一に

1月3日にイギリスOAG社が発表した航空会社の定時運行率ランキングで、ラトビアの国有航空会社エア・バルティックが1位に選出された。同ランキングによると、2017年のエア・バルティック社のフライトの90.01%が定刻通りに運行された。日本の航空会社でほ、JALが6位(定時運行率85.27%)、ANAが9位(83.81%)にそれぞれランクインした。

エア・バルティックは2015年にも同じランキングで世界一になったことがある。エア・バルティックのチケットをオンラインで買う際は「フライトが遅れたら返金してもらう」というチェック欄があり、事前に数ユーロ払ってこの欄にチェックしておくと、遅延した場合にのみフライト料金が払い戻しされるようになっている(乗客は遅れるかどうかに数ユーロを賭けるしくみ)。それほど定時運行には自信があるようだ。


「歌と踊りの祭典」チケットは3月に発売開始

14日、「歌と踊りの祭典」運営事務局は、今年630日~78日までリガで開催される同祭典のチケットの販売は33日に開始されると発表した。祭典の期間中は全部で63のイベントが予定されており、このうち3分の2は無料となっている。

プログラムの詳細は特設サイトで確認できる。特に7日、8日の「踊りの祭典」と「歌の祭典」のフィナーレのチケットは入手困難という噂だ。


2017年に最も視聴されたテレビ局は民放TV3

14日、調査会社TNS2017年のテレビ視聴に関するランキングを発表した。放送局別の視聴占拠率(該当する局の視聴率が放送全体の視聴率に占める割合)のランキングでは、民放のTV37年連続で1位となった(占拠率は10.1%)。2位以下はLTV1(公共放送、占拠率9.2%)、PBK(英語でFirst Baltic Channelとも呼ばれるロシア系の民放、7.9%)、LNT(民放、7.2%)だった。

番組別の視聴率では、TV35月に放送された「アイスホッケー世界選手権・ラトビア対スウェーデン戦」が最高だった(平均視聴率12.8%)。ちなみに毎年視聴率が高いのは5月に開催されるユーロビジョン・ソング・コンテストの決勝戦だが、去年のコンテストでラトビアの代表歌手はグループ1の準決勝で最下位、決勝にも選出できなかったため視聴率が伸びなかったものと思われる。

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以上、今週のニュースをお伝えしました。次回は1月13日(土)以降に更新の予定です。

(毎年恒例の年越し花火。寒空の下、シャンパンを片手に花火を見るのがリガ人の定番です。)

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